捺染とは、布地や製品等に染料や顔料を印捺して模様を現す染色方法で、
一般にはプリントと呼ばれています。
繊維に染料が染着する原理は浸染と
同様に考えられますが、染料の扱い方や操作方法は全く異なっています。

浸染が”水”を媒体とするのに対して…


捺染は
”糊”を媒体として染色が行なわれます。

模様を彫った型版を用いて色糊を布地に写した後、染料を固着するための
”蒸熱処理”を施すことが必要となります。その後、余分な色糊等を除去
するために水や洗剤を用いて洗浄が行なわれます。

顔料を用いて行なう捺染は型版で色糊をプリントすることまでは同じですが、
乾燥した後に”乾熱処理”を施してプリント加工が終わる点が異なります。


本染め(染料)

染料は古くから布に色を着けるために用いられています。

糸の単繊維(コットンで言うと紡ぐ前の綿のホコリのように細かい繊維)にまで
染み込んで色を着ける材料で、伝統的な「草木染め」のように布を染め液に浸す
タイプは殆どが染料です。繊維に色が染み込んで生地特有の風合いを殆ど変える
事なく色を着けることができます。洗濯を重ねると色が薄くなり、洗い晒し感が
出てきます。

手触り感は繊維そのもので、見た目は独特の雰囲気を持っています。


顔料染め

顔料はペンキや絵の具のように生地の表面に色の粒子を付着させて色を着ける材料。

染料で同じ柄を染めるより、細かい柄を表現できたり、強い印象に仕上げることが
できますが、洗っても落ちないよう接着剤のような材料が生地に付着するため…

ゴワゴワ、バリバリした手触りや風合いになります。

洗濯を重ねると、色が剥がれたりヒビ割れたりする事があります。


どちらも一長一短があるんですね。

(;`・ω・´)ノ 敵は塩素系の洗剤漂白剤らしいですwww